あらき古材倉庫の古材・古建具についての考え:運営アラキ工務店
アラキ工務店のあらき古材倉庫


 ”リサイクル”は町衆の知恵でした

戦前、町家がたくさん軒を並べていた頃、「古い木材を再利用する」ことが、当たり前のように行われていました。
町家には「木置き」と呼ばれる木材置場があり、そこから材を選んで、痛んでいる所の補修をしていたのです。
そこには材料を大切にする習慣が残っていました。
町家を改修したり、解体したりすると、何度も使われた材が、登り丸太や梁に再利用されているのをよく目にします。これは、”手抜き”ではなく、”普請”と呼ばれ、大工さんの腕の見せ所だったわけです。
今ではそうした習慣はすっかり無くなってしまいましたが、もう一度、木を大切に使う事を提案したいと思っています。

 
     


”風合”は使い込まれた材だけが知っている

100年使い込まれた材は、100年の歴史を刻んでいます。
背比べした傷跡、古時計の掛金跡、猫の引っかき傷から子供の貼ったシール跡まで。本当にいろいろの人生を映しています。
   ・汚い
   ・暗い
   ・拭いても取れない
でも、そうした傷は一朝一夕にはつけられません。長い年月を経た材料だけが持っている味なのです。私たちは、そうした味を大切にし
   ・傷がついてもいいよ
   ・真っ黒けでもいいよ
と言ってくれる人々のために大切に残したいと思っています。

 
     


     ”強度”は長い時間をかけ乾燥し、
             動ききった材にこそ備わっています

木材が安定し本当の強度を発揮するまで、少なくとも伐採後5年は必要といわれています。新材の場合、まだ乾燥しきっていないため、少しずつ、少しずつ、「植わっていた時の方向に」動こうとします。
また、人工乾燥の場合、1週間で5年分の乾燥をさせるため、どうしても繊維が弱く、もろくなります。
古材は「もうこれ以上変形しない」所まで適度に乾燥させた良材であるといえます。ひびや割れも、これ以上発生することがないため、適材適所での活用ができるのです。

 
     





 再生の分類・手法・プロセス


 再生の流れT〜V


 比較工事費・現地再生事例


 移築再生・古材再利用事例


 「古材バンクの会」さんから、レポートをいただきました

 この「あらき古材倉庫」の運営にあたっては、『経営革新支援法』の適用を受け、古材の調査・分析に京都府から支援を頂戴しています。
 そのお陰で、弊社が加盟している「古材バンクの会」さんの協力を受け、表記レポートをまとめることができました。2005年1月のことです。

 大変分厚いレポートですので、そのまま当サイトに掲載することはできません。ただ、古材に興味をお持ちの方々の参考になればと思い、PDFファイルをアップする事にいたしました。
 ちょっと硬いですが、是非ご一読下さい。


 

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